乗車前の点検×お勧めフロアポンプ
以前女子部で乗車前の点検について、なにをどうすれば良いのか聞かれたことがありました。快適なロードバイクライフを送るには日々の点検が欠かせません。毎日乗る場合は勿論、日を置いた場合は必ず点検しましょうね!
各パーツのガタや緩み、ブレーキシステム、タイヤの傷、空気圧が基本です。
1,バイクの前から足でタイヤを挟みハンドルのガタを調べます。緩みを感じたら増し締めをしましょう。
2,ハンドルを上から強く押さえつけるように握り前後に強く揺らしてハンドルクランプのガタを調べます。
3,タイヤに異物や破損はないか前後輪とも確認します。
砂利などがあれば千枚通しで取り除きます。
4,ブレーキの効きや遊びを確認します。効きが悪ければアーレンキーを差して、アジャスターで簡単に調節ができます。
可能ならば、各部の増し締めや注油も行いましょう!
続いてフロアポンプでの空気圧調整です。
床置きタイプの空気圧計が付いたものがお勧め。2016年の5月に発売されたこのフロアポンプ、従来のモノとは違い差し込んでストッパーを立てるという作業がなく、とても簡単に口金に差し込むことができます。
それでは空気を入れる作業にうつります。
タイヤの側面に適正空気圧が記載されています。このタイヤは7~10.5barです。
バルブのナットを回して先端を緩めます。
緩めたら先端を押して、空気圧によって押されているバルブ内のシールをはがします。2.3回押して大きな音で空気が抜けたらシールが剥がれた証拠です。
フロアポンプの口金をバルブに被せて差し込みます。今回はお勧めさせて頂いたポンプを使用します。やや強めに差し込むとカツンと音がなり、反対側の赤い部分が浮き上がります。
ディープホイールでも先端が写真位出ていれば差し込めます。
インジケーターを見ながら適正な空気圧に調整します。
外すときは赤い部分を親指で押すだけです。
最後に丸ナットを締めます。
いかがでしたか?
ママチャリでは乗車前ごとに点検することは少ないと思います。ロードバイクはかなりのスピードが出ます。ブレーキやタイヤなどの不具合があれば自分だけでなく、他人をも巻き込む事故を起こしてしまう可能性を否定できません。日常のメンテナンスが愛車と長く付き合う秘訣でもあります。
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